ProtoPie AI: 手軽に始めて、仕上がりは完璧に (ベータ版)
2026/02/06
AIでインタラクションを生成し、Hi-Fiプロトタイプへと仕上げましょう。
ProtoPieでは、ユーザーが完璧なコントロールを維持しながら、望む結果を実現することが可能です。
2026年2月9日、ProtoPie AI 公式ベータ版がリリースされます。
すでに他のAIプロトタイピングツールを経験されているなら、「作成の着手は早いが、理想の形に仕上げるのが難しい」という共通のパターンに気づいているかもしれません。AIが何かを素早く作り出したとしても、その後の動作を精緻に整えたり、ロジックを修正したり、複雑性を高めようとするたびに、ユーザーは限界に突き当たります。
ProtoPie AIは、こうしたユーザーの悩みを解決するために誕生しました。単に画面上の成果物を素早く作り出すだけでなく、ユーザーが主導権を握ったまま、インタラクション設定のスピードを飛躍的に向上させます。これにより、ユーザーテストが可能なレベルのハイファイ(High-Fidelity)プロトタイプを、より迅速に製作・公開できるようになります。
プロンプト疲れからの解放:
修正不能な成果物ではなく、編集可能な「ブループリント」
多くのAIプロトタイピングツールでは、スピードとコントロールのどちらか一方を犠牲にする必要があります。編集できない成果物をとりあえず受け取るか、あるいは理想に近づけるために果てしないプロンプトの再入力を繰り返すか、そのどちらかであるケースがほとんどです。
ProtoPie AIは、この限界を打ち破りました。
ProtoPieではAIを独立したレイヤーにするのではなく、既存のインタラクションシステムに直接統合しました。AIが生成した動作は、手動で作業する際と同じトリガー(Trigger)とレスポンス(Response)のロジックを使用します。すべてのインタラクションは編集、確認、拡張が可能です。修正不可能な「ロックされた成果物(Locked outputs)」は存在しません。
AI導入による劇的な変化:
導入前: ニュースフィードを実装するために、スクロール動作、プルリフレッシュ(Pull-to-refresh)ロジック、いいねボタンの状態、コメントの展開、ローディング表示など、数十個のトリガーを手動で設定する必要がありました。実際のユーザー体験を磨き上げる前に、セットアップだけで5時間以上を費やすことも少なくありませんでした。
ProtoPie AI導入後: やりたいことを自然言語で伝えるだけです。「プルリフレッシュができる無限スクロールフィードを作って。アニメーションと返信機能がある展開型のコメントスレッドも追加して。」 このようなシンプルなプロンプトで、AIが数分でインタラクション構造全体を生成します。
ユーザーは、スクロールの物理的な反応やアニメーションのタイミングといった、プロトタイプテストの精度を高めるためのディテールに時間を割くことができます。

AIがインタラクションを生成すると、トリガー、レスポンス、条件(Condition)がキャンバス上に視覚的に生成されるのを即座に確認できます。AIが作成した成果物に微調整が必要な場合は、使い慣れた編集インターフェースを使って調整してください。インタラクションのタイミング修正、条件分岐の追加、シーケンスの並べ替えも自由自在に行えます。
完成度(Fidelity)を高めるために、作業を一からやり直す必要はありません。複雑さが増しても限界にぶつかることはありません。「ProtoPie AIは作業の『きっかけ』をサポートし、最終的な『完成』は常に皆様の指先で完璧にコントロールできるよう設計されています。

学習コストを抑え、製品リリースを加速させる
どんなプロトタイピングツールも、使いこなすまでにはある程度の学習期間を要します。それはツールの使い始めだけでなく、これまでに作ったことのない新しいタイプのインタラクションに挑戦する際も同様です。正しいアプローチを見つけ、どの機能を使うべきか把握し、頭の中のアイデアを動作するロジックに変換するプロセスは、作業スピードを停滞させる要因となります。
ProtoPie AIは、このプロセスをスムーズに処理します。
ドキュメントを読み漁ったり試行錯誤を繰り返したりする代わりに、やりたいことをAIに自然言語で伝えてください。例えば、「メール認証に失敗した時、フィールドを揺らしてエラーを表示して」と指示すれば、AIは皆様の意図をProtoPieのインタラクション構造へと変換し、その構築過程を視覚的に示してくれます。
ジュニアデザイナーがProtoPie AIを活用し、自然言語で最初のオンボーディングフローをプロトタイプ化する場面を想像してみてください。プロンプトを送信した瞬間、AIはトリガーやレスポンス、タイミングなどの構造を可視化して生成します。AIによって土台となるブループリントが構築された後は、デザイナーは即座に「揺れ」の強度を調整したり、タイミングを整えたり、遷移エフェクトを完璧に仕上げるための試行錯誤に没頭できます。ツールの使い方を「勉強」するのではなく、プロトタイピングを通じて自然に「学ぶ」ことができるのです。
AIは頼もしい専属コーチのように、初期のインタラクション設定を肩代わりしてくれます。機能や数式についてAIに直接質問することもできるため、「習うより慣れる」を実践しながら、リアルタイムでガイドを受けることが可能です。
チームがProtoPieの初学者であれエキスパートであれ、AIは検証済みのハイファイ・プロトタイプへと続く「ショートカット」を切り拓きます。これにより、プロトタイピングのサイクルが高速化し、より早い段階で関係者からのフィードバックを得ることが可能になります。最終的にはデザインと開発の間の手戻りを軽減し、製品の市場投入までの期間(Time-to-market)を大幅に短縮させます。

「リソースを浪費する「単純反復作業」の排除
複雑なインタラクションを手動で一つずつ設定するのは、膨大な時間を要する作業です。複数のレイヤーにわたるトリガーの設定や条件ロジックのための数式作成など、これらは創造的ではありませんが避けては通れないプロセスです。こうした不可欠な作業が、本来製品を進化させるために費やされるべきデザイナーの貴重な時間を奪っています。
ProtoPie AIは、こうした時間を浪費する労力のかかる作業を自動化します。
ユースケース:Eコマースのカートフロー
導入前: 空のカート、アイテムの追加、プロモーションコードの適用やエラー処理、チェックアウトの開始、決済処理、そして完了画面。これら各状態に応じたインタラクションを手動で作成しなければなりません。状態遷移のロジックを組むだけでも最低7つ以上のステップが必要となり、セットアップと調整だけで数時間を費やすことも珍しくありません。
ProtoPie AI導入後 : デザイナーはプロンプトで指示を出すだけで、瞬時にブループリントが構築されます。「アイテム追加時の数量更新、プロモーションコード適用時の成功・失敗フィードバック、ローディングと確認状態を含むチェックアウトフローのショッピングカートを作成して」と。
指示を受けたAIは、複雑な条件付きロジックを含むフロー全体を構築します。AIのサポートにより、デザイナーはマイクロインタラクションやエラーメッセージの作り込みなど、実戦的なユーザーテストを可能にする「ハイファイなディテール」に、より多くの時間を充てられるようになります
ビジネスインパクト:ProtoPie AIの導入により、デザインチームはリソースを増強することなく、より高度で複雑なプロトタイピングに対応可能になります。製品の成功を左右する細部の検証に十分な時間を割けるため、開発サイクルのより早い段階で製品テストを実施できます。エンジニアリング段階で発覚すると多大なコストを招く問題を、AIの活用によって未然に防ぎ、早期に解決できるのです。
完璧なコントロールで信頼できるAI
ProtoPieは、当初からエンタープライズ環境の厳しい要求に応えるべく、ProtoPie AIを設計しました。
AI使用に対する完全制御: エンタープライズユーザーの場合、AI機能はオプトイン(Opt-in)方式となっており、いつでも無効化することが可能です。AI機能をオフにしても、ProtoPieは従来通り動作するため、セキュリティ規制の厳しい業界でも安心して導入・ご利用いただけます。
編集可能な成果物: AIが生成したすべてのインタラクションは、ProtoPieの標準システムを通じて完全に編集可能です。他のツールとは異なり、AIの成果物を直接修正、拡張、元に戻すことができます。
顧客データの保護: エンタープライズユーザーのデータ(プロンプト、画像、デザインを含む)は、AIモデルの学習に使用されません。その他のプランの場合、機能が有効な状態に限り、サービス向上のために限定的なデータが活用される場合があります。詳細は「ProtoPie AIの利用規約 」をご参照ください。
ProtoPie AIにおけるセキュリティ、透明性、そして統制権は、後付けのものではありません。それらこそが、ProtoPie AIの根幹をなす要素なのです。

拡張性のために設計された、唯一のインタラクションシステム
ここが、ProtoPie AIが他のツールと一線を画す点です。
UI中心のAIツールは、画面間の遷移は生成できるものの編集機能が限定的で、複雑なインタラクションを実装しようとするとすぐに限界に突き当たります。
コード生成ツールは、機能的な成果物を出力できる一方で、問題が発生した際にはプロンプトを書き直すか、あるいはコード自体を読み解く必要があります。
対して ProtoPie AIは、「目で見て、編集し、拡張できる」インタラクションロジックを生成します。シンプルなタップ操作から、変数(Variables)、センサー(Sensors)、条件分岐を含む精緻なマルチシーンフローまで、あらゆる実装を可能にします。
ProtoPie AI - ベータ版の主な機能
AIベースのインタラクション作成:
自然言語プロンプトを使用したインタラクション生成
トリガー、レスポンス、条件付きロジックの自動生成
現在のシーン、選択されたレイヤー、既存の変数などのコンテキスト認識
キャンバス上でのリアルタイムな編集可視化
生成されたすべてのインタラクションの完全な編集機能
AIプランニングおよびドキュメント支援:
ProtoPie Studioの機能に関する
公式ドキュメントの検索支援
数式(Formula)の作成支援
リソースご案内(ドキュメント、チュートリアル、ビデオ)
ベータ版に関する補足: ProtoPie AIはオープンベータとしてリリースされ、実際の使用環境から得られるフィードバックに基づき、ユーザー体験と機能を継続的に改善してまいります。今後、数週間から数ヶ月にかけて、皆様のワークフローの中でAIがどのように活用され、進化を遂げていくのか。これからの展開にぜひご期待ください。
ProtoPie AIの可能性を、ぜひご自身で体感してください
ProtoPie AIは単にプロトタイピングを加速させるだけでなく、大規模な設計における「質的変化」をもたらします。皆様にとって極めて重要な「ハイファイな表現」と「即座にテスト可能な状態(Test-readiness)」の両立を、ProtoPie AIが実現します。
ProtoPie AIを体感する準備はできていますか? お客様のニーズに合わせたデモやQ&Aセッションをご用意しております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
