クライアントのYesを引き出す!デザインエージェンシー向けProtoPie活用
クライアントのYesを引き出す!デザインエージェンシー向けProtoPie活用法
概要
学べる内容: ProtoPieのHi-fiインタラクティブプロトタイプを活用し、デザインのピッチでステークホルダーから選ばれる方法
対象者: クライアントやステークホルダーにコンセプトを提案するデザインエージェンシー、UI/UXデザイナー、プロダクトデザイナー
使用ツール: Figma、ProtoPie Studio、Cloud、Player、ハンドオフ機能
習得できるスキル: Hi-Fiプロトタイピング、インタラクションデザイン、ステークホルダーへのプレゼンテーション、ユーザーテスト、エンジニアへのハンドオフ
なぜProtoPieを使うと、コンペでクライアントの「YES」を引き出せるのか?
クライアントにビジョンを伝え、納得してもらう。エージェンシーにとって最も重要なこのフェーズで、多くのデザイナーが壁にぶつかっています。特に、スライド中心の静的なプレゼンや簡易的なLow-Fiプロトタイプだけでは、完成版の細かなニュアンスまで伝えるのは至難の業です。複雑なユーザーフローやリッチなインタラクションが求められる案件なら、なおさらでしょう。
その結果、デザイン自体のクオリティは高いのに、企画の意図やビジョンが100%伝わりきらず、コンペで負けてしまうケースも少なくありません。
どんなに素晴らしいビジョンを描き、細部までこだわったプロトタイプを作ったとしても、決裁者がそれを直感的に理解し、「最終的にどう動くのか」をイメージできなければ、プロジェクトにGOサインは出ません。
エージェンシーが提案を通すための最大の鍵は、プロトタイプが「実際の環境でどう動くのか」をリアルに体感してもらうこと。クライアントからすれば、PCの画面上でポチポチと画面が切り替わるだけのプロトタイプでは、実際の操作感まではイメージできません。どこか表面的で、まだ未完成な印象を与えてしまうのです。
本番さながらのユーザー体験で、アイデアを「検証」する
決裁者から確実に「YES」を引き出すには、完成版と全く同じルック&フィールで、実際に手で触って動かせるHi-Fi(高精細)プロトタイプを見せるのが一番の近道です。
クライアントや決裁者が、自身のスマートフォンでアプリのプロトタイプを開き、自分の指でタップしながらリアルな動作を体感する。この「感動」こそがコンペを勝ち抜く秘訣であり、ProtoPieが最も真価を発揮する瞬間です。
ProtoPieを使えば、エージェンシーのプレゼンは単なる「提案」から、確実な「検証」のフェーズへと進化します。まるで実際にリリースされたサービスのようにサクサク動くHi-Fiプロトタイプを作ることで、言葉で必死に説明する代わりに「圧倒的な没入感」を生み出し、ステークホルダーからの承認をスムーズに獲得できるようになります。
このリアルな体験は、ビジョンを描く初期段階から、プロトタイプの制作、そしてクライアントへの共有に至るまで、ワークフローの全工程で活かすことができます。

上記のプロトタイプも、ProtoPieの機能をシームレスに繋いで作成されました。「目標設定」から始まり、「ProtoPie Studio」でのインタラクション実装、「ProtoPie Cloud」へのアップロードを通じたテスト、ハンドオフ機能を活用したフィードバック収集、そして「ProtoPie Player」を使って実機(モバイル)でリアルに体験するまでの一連のプロセスを一貫して行っています。
ビジョンから市場検証までを繋ぐ、ProtoPieのエコシステム
デザイナーはProtoPieを活用することで、頭の中のアイデアから実際の制作、そしてプレゼンテーションまでをシームレスに行き来できます。確認や承認が必要なすべての関係者へ、これまでで最もインタラクティブな形でプロトタイプを届けることができます。
投資家向けのプレゼンテーション
決裁者がプロトタイプを直接見て、触れて、インタラクションを体験できるようサポート
非デザイナー職のステークホルダーにも、企画のビジョンを明確に理解できるようサポート
世界中の多くの企業やUI/UXデザイナーが、エンジニアの手を借りることなく、どのようにProtoPieのエコシステム(Studio、Cloud、Player、Connect)を駆使してHi-Fiプロトタイプを作り上げ、複雑なインタラクションをステークホルダーにデモしているのか。その具体的なステップを見ていきましょう。
実践ガイド:ビジョン策定からプロトタイプのインタラクション実装まで
ProtoPieでは、作成したプロトタイプを「Pie 🥧(パイ)」と呼びます。このモバイルアプリのPieを例に、クリエイターがビジョン策定から制作、テストまでをどのように進めたのか、ステップ別にご紹介します。
すべては、ユーザーが手にすることになる成果物を視覚化するプロセスである「ビジョン」から始まります。他のHi-Fiプロトタイピングツールが限界を見せる中、ProtoPieは静的なアセットをProtoPie Studioにインポートし、ユーザーテストを実施するまでの全工程をシームレスにサポートします。
ビジョンを描くのはFigma、命を吹き込むのはProtoPie
2026年の熾烈なデザインコンペにおいて、Figmaを単独のツールとして使うだけでは、勝ち抜くには不十分かもしれません。しかし、FigmaとProtoPieを組み合わせれば、スピーディーにHi-Fiプロトタイプを作成し、何よりも重要な「実機さながらのテスト」が可能になります。
ProtoPieでスムーズかつ精巧なインタラクションを実装するには、最新のインタラクションデザインの核となる「ロジックファースト(Logic-first)」の思考でアプローチすることをお勧めします。ProtoPieのFigmaプラグインを使えば、デザインデータをシームレスにインポートし、準備が整い次第すぐにProtoPie Studio上で動作を確認できるため、このアプローチを非常にスムーズに実践できます。
オブジェクトベースのロジックで本番さながらのリアリティを実装
FigmaのデータをProtoPieにインポートする前に、デザイナーは意図した動きをしっかりと再現できるよう、レイヤーの階層構造を整理しておくことが重要です。ProtoPieは、従来の画面ベースのモデルではなく、オブジェクトベースのワークフローを採用しています。そのため、ボタンの状態を変更するたびに画面全体を複製する必要はなく、ひとつの画面(シーン)の中で精度の高いロジックを設計できるのです。
アセットを静的なスナップショットではなく、「生きたオブジェクト」として扱うことで、以下のようなメリットが得られます。
複雑さの排除: ひとつのキャンバスで複雑なトグルやアニメーションをすっきりと管理。
コンポーネントロジックの保持: スライダーや入力フィールドのような個別のオブジェクト内部に、動作ロジックをカプセル化して保持。
精密な制御: ハプティック(触覚)フィードバックのために、Start、Drag、Touch Upといった複数のトリガーを同じレイヤーに重ねて細かく調整。
完成したProtoPieのプロトタイプは、実際のプロダクトのロジックをそのまま再現します。個々のオブジェクトがユーザーのアクションにどう反応するかにフォーカスすることで、単に本物のように「見える」だけでなく、本物のように「感じられる」プロトタイプが完成します。

「直接手で触れることができ、実際に生きているかのように動くプロトタイプは、ステークホルダーからの合意をはるかに引き出しやすくなります」 — Cobi Stancik
デザインの専門家であるCobi Stancik氏は、このモバイルアプリのプロトタイプを自ら制作しました。
「より精巧でリアリティのあるプロトタイプを作れば、ステークホルダーの理解度は飛躍的に向上します。より実践的なユーザーテストが必要な時、経営陣に成果物を見せる時、あるいはクライアントから最終承認を得る時、どんな場面でも同じです。直接触れることができ、本物さながらに動くプロトタイプがあれば、相手を説得するのはずっと簡単になります。
単なる平面上のデザインを超え、まるで本物のように感じられるプロジェクトは、ステークホルダーにデザインの意図を直感的に体感させてくれます。ProtoPieを活用することで、皆さんのプロジェクトや企画の意図を、より明確に伝えられるはずです」 — Cobi
ProtoPieのハンドオフ機能で、インタラクション仕様書を生成する
ProtoPieには、エンジニアが一目で理解できる直感的なハンドオフ機能も備わっています。 細部(ディテール)のクオリティにこだわるクライアントや関係者と協業する際、このハンドオフ機能とCloud機能が大いに威力を発揮します。
ハンドオフ機能を使えば、プロトタイプ内のユーザーフローやUI要素の挙動、各種インタラクションの動きを記録した「インタラクションレコーディング」を簡単に生成できます。これは単なる引き継ぎ用のデータではありません。再生位置を調整できるタイムライン、イージングのパラメーター、開始・終了時のプロパティ値、さらには秒数などのタイミングデータまでを網羅した、完璧な「動く仕様書(インタラクティブ仕様書)」として機能します。
デザインチームがこのハンドオフ機能を取り入れることで、エンジニアが「推測」や「勘」に頼ってコーディングするような従来のフローをなくし、企画の意図に沿った明確なフレーム単位のガイドラインを提供できるようになります。
本番さながらのテスト環境でステークホルダーを説得する
ProtoPie Studioで初期のビジョンを形にし、ProtoPie Cloudを使ってPC上でのテストを終えたら、次はいよいよ決裁者とともにプロダクトを本格的に検証するフェーズです。
ProtoPie Playerでプロダクトのアイデアを実機で体感する
ここからが、クライアントから「YES」を引き出すための最も重要なステップとなります。
準備が整えば、デザイナー自身はもちろん、ステークホルダー全員が「ProtoPie Player」アプリを通じて、自分の手でプロトタイプを直接テストできるようになります。
ProtoPie Cloud上で生成されたQRコードをProtoPie Playerで読み込むだけで、以下のようにスマートフォンを手に持ち、アプリ(Pie)を直感的に操作することが可能です。

本記事の冒頭でも触れたように、ProtoPie Playerを使えば、ステークホルダーやクライアント、チームメンバー全員が、プロジェクトの最終的な仕上がりをリアルに体感できます。
2026年現在、デザインエージェンシーで活躍するデザイナーにとって、ProtoPieはプロトタイプに圧倒的なリアリティをもたらし、プロジェクトを成功へと導く「必要不可欠なツール」として極めて重要な役割を担っています。
「リアリティ」がコンペの勝敗を分ける
スマートフォンを手にプロトタイプをテストする際、ステークホルダーは、完成版のプロダクトで実際のユーザーが行うアクションをそのままシミュレーションできます。実機(モバイルやタブレット)上で本物さながらに動くHi-Fiプロトタイプに、デバイスのネイティブ機能やセンサーを積極的に組み込むことで、ステークホルダーはアイデアをより直感的に理解し、具体的なイメージを描けるようになります。
マルチスクリーン・インタラクション
マルチスクリーン・インタラクション機能を使えば、長々とした言葉での説明はもう不要です。実際のプロダクションレベルのリアリティで、直接「デモ」を見せれば良いでしょう。同じネットワーク上で複数のデバイスを同期させ、リアルタイムのチャット機能やキャッシュレス送金など、完成版のプロダクトと全く同じように動作するライブ・インタラクションをシミュレーションしてみましょう。
ProtoPieが生み出す高精細なインタラクションは、「ここはこう動くはず」といった推測ベースの議論をなくします。エンジニアがコードを書く前の段階で複雑なロジックを確実に検証できるため、ステークホルダーからの承認をスムーズに引き出せるようになります。
[注意事項] Playerアプリで実行している2つのプロトタイプを連携させる場合、2台のデバイスとProtoPie Studioを開いているPCが、すべて同じネットワークに接続されている必要があります。 また、ProtoPie Studio上のプロトタイプと、Playerアプリ上のプロトタイプを繋ぐことも可能です。この場合も、両者が同じネットワーク環境に接続されている必要があります。
デバイスのネイティブセンサー(Native Device Sensors)連携
プロダクトにデバイス固有のセンサー機能が必要な場合でも、ProtoPieなら簡単に実装できます。カメラ、キーボード入力、音声認識(ボイスレイヤー)などを活用し、写真撮影からスマートなAIアシスタントに至るまで、あらゆる機能をセンサー連携によってシミュレーション可能です。
完成したアプリのようにリアルタイムで反応するプロトタイプをデモすることで、複雑なロジックをその場で検証し、圧倒的な没入感をもってステークホルダーを説得することができます。
ボーナス:圧倒的なスピードと柔軟性を両立するAIプロトタイピング
2026年2月9日にリリースされた注目の新機能「ProtoPie AI(ベータ版)」は、2026年5月まで、すべてのProプランおよびBasicプランのユーザーに提供されます。AIを活用して爆速でHi-Fiプロトタイプを作りたいなら、まずは初期構築をProtoPie AIに任せてみてください。その後は、ワークフロー全体に対する100%のコントロールを維持したまま、デザイナー自身の専門性を発揮してディテールを思い通りに仕上げることが可能です。
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Proプラン(月額$59)をご契約いただくと、ProtoPieの全エコシステム(Studio + AI、Cloud、Connect、Player)をフル活用でき、ビジョンの構想からユーザーテストまでをシームレスに進めることができます。ステークホルダーやクライアントの心を掴む、洗練されたプレゼンテーション用プロジェクトをぜひ完成させてみてください。
今こそ、あなたのエージェンシーにおけるHi-Fiプロトタイピングとインタラクションデザインのレベルを一段階引き上げ、待ち望んでいたステークホルダーからの「YES」を勝ち取る時です!
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[ProtoPie AIのご紹介] - AIが組み込まれたプロトタイピングソフトウェアのビジョンについてご紹介します。
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